2回目訪問|2023年8月1日

増田商店の店内

2023年8月1日。2回目の訪問。午後2時。天気は快晴、気温は35度。絶好のかき氷日和だ。今回も同僚と来た。今日はボクは「みぞれ」、同僚は「甘酒」を注文した。

みぞれ

かき氷|みぞれ

まずは「みぞれ」。かき氷にはシロップがたっぷりかかっているのだが、透明なので、ただのかき氷のように見える。見た目は地味だが、どっこい味は素朴ながら甘さもすっきりしていてじつにおいしい。
 
余談だが、昔、ボクが子どものころ、昭和30年代ごろは、「みぞれ」は「氷水」(こおりすい)と呼ばれていた。なので、ボクとしては「みぞれ」よりも「こおりすい」のほうが、しっくりくりくる。
 
増田商店の「みぞれ」、この夏、もう一度食べてみたい。

甘酒

かき氷|甘酒

続いては「甘酒」。同僚が注文した。かき氷にたっぷりかけらている甘酒は、松伏町・金杉麹屋の甘酒。松伏町の推薦特産品にもなっている。
 
いわば、松伏町の老舗くず餅・増田商店と、金杉麹屋との合同開発かき氷ともいえる。今風にいえば、増田商店と金杉麹屋とのコラボかき氷、といったところか。
 
甘酒は昔ながらの手作業で丸三日かけて作られている。添加物は一切使われていない。かき氷との相性もいい。他店ではなかなか味わえない味だ。米だけの自然の甘みがなんともいえず体にやさしい。
 
増田商店の甘酒かき氷、これはおすすめだ。

備考|金杉麹屋

グレープ

かき氷|グレープ

今回いただいたかき氷は、みぞれと甘酒。シロップの色は透明と乳白色なので、派手な色のかき氷も食べて帰ろう、ということになり、グレープを追加で注文した。
 
運ばれてきたグレープは鮮やかな葡萄色(ぶどういろ)。かき氷の頂上から裾野まで、すべて葡萄色に覆われている。
 
裾野部分にちらほら見える雪のような透明感のある白と葡萄色の色合いがなんとも涼しげ。ほどよい酸味もいい。これはクセになりそうなかき氷だ。
 
増田商店のかき氷、今回も大満足。
 
また来たい。

3回目訪問|2023年8月3日

増田商店の店内

2023年8月3日。2回目訪問から三日後、またまた同僚と増田商店へ。天気も快晴。気温も35度。かき氷を食べるにはもってこいの日だ。
 
今日はボクは「レモン」。値段は300円。同僚は、「黒みつきなこ」に、ミルク(練乳)とあずきをトッピング。黒みつきなこが380円、練乳60円、自家製あずき100円、計540円。安い~

レモン

氷レモン|増田商店

まずは、氷レモン。鮮やかな黄色。昔ながらのかき氷だ。大盛りのかき氷にシロップがたっぷりかかっている。見るからに涼しげ。味も安定したおいしさだ。
 
氷レモンは、このまま食べるのが正しい。
 
練乳やあずきなどのトッピングは不要。氷レモンのよさを損なってしまう。食べ終わったあと、舌をベーすると、舌が真っ黄色になっている。これも氷レモンならではの楽しさだ。
 
氷レモンを食べ終わったあと、スマホのカメラに向かって舌をベーしたら、舌が真っ黄色になっていて笑った。

黒みつきなこ

かき氷|黒みつきなこ

続いて黒みつきなこ。増田商店で製造しているくず餅のきなこと黒みつが、かき氷にたっぷりかけられている。あずきはトッピング。見た目も豪華だ。

練乳をトッピング

黒みつきなこにあずきのトッピングだけでも豪華なのに、さらに練乳も追加(上の動画)。練乳をかける様子を見ていた隣席の三人のオネエサマたちから「わ~」という歓声があがった。

三人のオネエサマと意気投合

かき氷|増田商店

オネエサマたちは吉川・三郷・北越谷からかき氷を食べにきたそうだ。「先週も食べに来たんだけど、安くておいしいからまた来ちゃったのよ」「おにいさんはどこから?」「越谷です」「あら~」
 
松伏町・増田商店のかき氷を食べながら、昭和の女学生たちと男子高生は、お互いの電話番号を交換することもなく、名前を聞くこともなく、プラトニックな時間を過ごしたのであった……。

4回目訪問|2023年8月10日