2024年4月15日。栃木市藤岡町にある小屋カフェ・じーこんち(G-conchi)へ。ランチタイムが終わった時間帯だったので、店内はのんびりムード。気さくな女性店主との会話もはずみ、上質なコーヒータイムを過ごせた。
じーこんち(G-conchi)
じーこんち(G-conchi)は、昨年の秋(2023年10月2日)に続いて、二回目の訪問。前回は、仕事の相棒と、佐野市で佐野ラーメンを食べた車での帰り道、偶然見つけて、立ち寄った。
そのときは、アイスコーヒーに、昔ながらの焼きプリンと、チョコバナナパフェをいただいた(上の写真)
今回は二回目の訪問
今回は、前回同様、仕事の相棒と、小山市で、満開の思川桜を愛でた車での帰り道、じーこんち(G-conchi)でひと息つきたいね、ということで、訪れた。
外観
店は、「小屋カフェ」の名のとおり、店主の父親の自宅敷地内に建てられた小屋を改装して造られた。開店は2020年。
この小屋は、明治時代に渡良瀬遊水地の工事関係者の宿泊所として建てられたそうだ。渡良瀬遊水地は、土手をはさんで、じーこんちのすぐ東側にある。
店名の由来
店主にうかがったところ、店名の「じーこんち」(G-conchi)は、家族に「じーこ」と呼ばれている店主の父親の愛称から付けたとのこと。
「じーこんち」=「じーこの家」(うち)という意味だ。
入口
じーこんち(G-conchi)は、店主がひとりで切り盛りしている。入口には「一人で営業しているので、がんばっていますが、時間かかります。それでもよろしければ…」と、小さな立て看板が木製の椅子の上に置かれている。
な~に、時間がかかっても問題ありませんよ。それを承知でやってきたんですから。
午後2時。店に入る。
店内
店内は昭和レトロというか、アンティークな雰囲気。店に入るやいなや展示物に目がいくので、あれこれと目移りしてしまい、席に着くまでに時間がかかる。
オーダー
正面奥の席に座った。食事はすませてきたので、ボクはホットコーヒー、相棒は紅茶を注文した。
店内には、窓際に、常連客と思われる女性がひとり。人気メニューのおとな様ランチをちょうど食べ終えたところだった。
BGM
BGM で、1990年代の邦楽が流れていた。My Little Lover、鈴木あみ、globe、CHAGE and ASKA……。懐かしい。との曲も聞いたことはあるんだけど、曲名はひとつも分からず(笑)
店内は小美術館
注文を待つ間、店内鑑賞。
店内に飾られているアンティークな展示品は、店主が見つけてきたもののほか、作家さんが作った小物など。どれも個性的で、店主のこだわりを感じる。
さながら小美術館、といったところだ。
コーヒー
そうこうしてるうちに、ホットコーヒーが運ばれてきた。ガラス製のカップ&ソーサーもなかなかおしゃれ。コーヒーもていねいに淹れてある。すっきりした飲み口で、ほっとひと息つけるというか、安らげる味だ。
店主との話が盛りあがってしまい、相棒が頼んだ紅茶の写真を撮るのを忘れた(笑)
作家さんと遭遇
コーヒーを飲みながら店主と話をしていると、女性がひとり入ってきた。常連客のようだ。
「今日は朝からイライラすることばっかりだったので、気持ちをリセットしたくて、ここに来たのよ」
店内に、イチョウの葉を使って作ったバラの花が飾られていたが、なんと、この女性が作ったとのこと。
白玉あんみつを食べながら、店主とボクらの話に加わった、この女性作家さん、しだいにおだやかな表情になって、朝からのイライラは、消え去ったようだ。
じーこんち(G-conchi)は、みんなを笑顔にする魔法の館だな。
後記
今回も居心地満点だった。店主のこだわりや客をもてなす心づかいが随所に感じられる。いい店だ。
一回目の訪問は佐野らーめんを食べたあと、今回は、思川でとんかつを食べたあとに、じーこんち(G-conchi)を訪れたので、次回は、おなかをすかせて、人気メニューの「おとな様ランチ」を食べてみたい。
場所
小屋カフェ・じーこんち(G-conchi)の住所は、栃木県栃木市藤岡町藤岡1747。郵便番号は 323-1104 。場所は、栃木藤岡総合体育館の北、渡良瀬遊水地の西。佐野古河線と栃木藤岡線のY字路(高間交差点)から約400メートル( 地図 )
駐車場
駐車場は敷地内に 4台ほど駐められる。はじめて車で行く場合はカーナビの設定は必須。
営業情報
営業時間は、12時から日暮れ時。定休日は火曜日と水曜日。詳細はインスタグラムで要確認。
ギャラリー
撮影年月日|2024年4月15日