サイアムレッドムーンというタイのコーヒーを行きつけの自家焙煎珈琲店で飲んだ。焙煎度は中深煎り。すっきりして飲みやすいというのが飲んだ味の感想。赤ワインを思わせる風味とダークチョコレートのような甘みが楽しめた。

サイアムレッドムーン

サイアムレッドムーン

「サイアムレッドムーン」(siam red moon)の「サイアム」(Siam)とは、タイ王国の旧称。日本では「シャム」と呼ばれ、「暹羅」という漢字が当てられた。
 
直訳すると「タイの赤い月」。なかなか幻想的な名前だ。販売元の US FOOD によると、「レッドムーン」の姉妹商品として「ブルームーン」(青い月)という銘柄もあるという。(※1)

※1 出典:US FOODS「タイの生豆

レッドムーンとブルームーン

レッドムーンとブルームーンの違いは精製方法。ナチュラルで精製されたのが「レッドムーン」。ウォッシュド精製されたのが「ブルームーン」
 
ウォッシュドは、コーヒーの果実を水につけてから精製する方法。ナチュラルは、収穫したコーヒーの果実を水を使わずに乾燥させて脱穀する方法。

豆の特徴

タイ サイアム レッドムーン|中深煎り

豆の生産地はタイ北部のチェンライ。品種はアラビカ種のカトゥアイとブルボン。粒はやや小粒で肉厚。形もよくそろっている。きれいな豆だ。焙煎度は中深煎り。色は茶褐色。

ハンドドリップ

マスターが、サイアムレッドムーンをハンドドリップする様子を YouTube ショート動画に収めた(上の動画)。中深煎りなので、粉のふくらみもいい。

味の感想

タイ サイアム レッドムーン コーヒー

まずはひとくち。すっきりした酸味を感じる。ほのかな香ばしさが余韻として残る。ほどなくすると赤ワインのような風味が出てきた。最後はダークチョコレートのような甘みが楽しめた。
 
今回いただいた「サイアムレッドムーン」は、焙煎初日なので、全体的には「すっきりした味わい」だった。
 
日を置いて、一週間後ぐらいに、もう一度飲んでみたい。



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ノリタケ ジョージアンパレス

ノリタケ ジョージアンパレス 4858

カップ&ソーサーは、ノリタケのジョージアンパレス(GEORGIAN PALACE)4858。金糸のデザインがタイ王国の豪華な王宮をイメージさせる。宮殿の中にいるようなコーヒータイムが楽しめた。

後記

生け花とコーヒー(サイアムレッドムーンコーヒー)

タイのコーヒーを飲むのは、ドイチャンコーヒーに続いて 2回目。タイのコーヒーの生産量は、世界第27位(※2)。26位はエルサルバドルで、28位はボリビア。アジアでは、ベトナム、インドネシア、インド、ラオス、中国、フィリピンに続いて第7位。

※3 グローバルノート「コーヒー豆の生産量」(https://www.globalnote.jp/post-1014.html)(2023年6月4日閲覧).

関連記事|ドイチャンコーヒー

続・後記

サイアムレッドムーンコーヒー

一週間後。サイアムレッドムーンを再びいただいた。前回飲んだのは焙煎初日だったので、味は全体的にすっきりしていたが、焙煎一週間後、味はどのように変化しているだろうか。
 
まずはひとくち。赤ワインを思わせる風味が鼻から抜けた。中盤はドライフルーツような甘みに変わって、ほのかにナッツ系の香ばしさも感じる。最後は、ダークチョコレートのような甘みになった。
 
一週間たって、まろやかな味わいに変わっていた。

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取材場所

本記事の取材場所は越谷市下間久里(しもまくり)にある行きつけの自家焙煎珈琲店・珈家(かや)。写真は珈家のカウンター席で撮影させていただいた。

参考資料

本記事を作成するにあたって、引用した箇所がある場合は文中に出典を明示した。参考にした文献は以下に記す。

参考文献

・成美堂出版編集部(2015)『珈琲の大辞典』成美堂出版.
・西東社編集部(2017)『極める 愉しむ 珈琲事典』西東社.
・ジェームズ・ホフマン/丸山健太郎監修(2020)『ビジュアル スペシャルティコーヒー大辞典 2nd Edition』日経ナショナル ジオグラフィック社.
・アネット・モルドヴァ著/丸山健太郎監修(2021)『新版 THE COFFEE BOOK』誠文堂新光社.