2023年8月30日。仕事で栃木県佐野市へ。途次、「靑竹手打ち佐野らーめん」の看板が目にとまったので、「いたる」という屋号の店で、早めの昼食をとった。いただいたのは人気メニューのらーめんと餃子。どちらも秀逸だった。

佐野らーめん いたる

佐野らーめん いたる|佐野市北茂呂町

店に着いたのは午前10時15分。開店前かと思いきや10時開店だった。駐車場に車をとめて店内へ。店は比較的新しい。2020年12月11日にオープンしたそうだ。

メニュー

佐野らーめん いたる のメニュー

メニューは、◇らーめん◇塩らーめん◇チャーシューめん◇塩チャーシューめん◇餃子◇チャーシュー丼…と、いたってシンプル。

おつまみ

おつまみメニュー

そのほか、おつまみチャーシューと、おつまみメンマがある。
 
ボクと同僚ともに、らーめんと餃子をお願いした。

待つこと15分
らーめんが運ばれてきた。

らーめん

佐野らーめん いたる の人気メニュー・らーめん

らーめんは、いたるのイチバン人気。透明感のあるスープ。具材は、チャーシュー2枚、メンマにナルトに刻みネギ……。シンプルだが完成度は高い。

食べた感想

いたるのらーめん

まずはスープをひとくち。あっさりしているが、コクのある深い味わいだ。コシの強い青竹手打ち麺との相性は抜群。チャーシューは、ぷるんとしてやわらかい。チャーシュー麺にすればよかったかな、と思ったほど旨い。
 
麺もスープも具材もすべて、ひとつひとつていねいに心を込めて作っている店主の思いが伝わってきた。
 
ちなみに、いたるでは、ひらがなで「らーめん」と表記されている。カタカナで「ラーメン」とするよりも、ひらがな表記の「らーめん」のほうが、いたるのやさしい味にはぴったりだと思った。
 
店主に、カタカナではなく、ひらがなで「らーめん」とした理由を聞けばよかった。

餃子

佐野らーめん「いたる」の餃子

続いて餃子が運ばれてきた。大ぶりの餃子が三個。皮はやや厚めで、もちもち。野菜は多め。ジューシーで食べやすい餃子だ。
 
メニューを見たとき、一人前三個は少ないかな、と、思ったが、餃子は大きいし、らーめんといっしょに食べるんだったら、三個が適量。五個だと食べきれない。
 
好きなヒトは、らーめんやチャーシューめんといっしょに、餃子を二枚(六個)食べるのかな。

後記

らーめんと餃子

いたるは、車で走っている途中、偶然、見つけて入った。らーめんと餃子の旨さもさることながら、店員さんの接客と、ご主人の人柄も好感がもてた。
 
屋号の「いたる」という名前は「至誠一貫」(しせいいっかん=最後まで誠意を貫き通す)の「至」からとったそうだが、味も接客も「至れり尽くせり」だったので、ボクには、「至れり尽くせり」の「至」(いたる)に思えた。
 
また佐野に来ることがあったら、ぜひ立ち寄りたい。

二回目の訪問

いたるの暖簾

一週間後、2023年9月6日。どうしてもいたるのチャーシューめんが食べたくなって、同僚と再びいたるにおじゃました。店に着いたのは11時過ぎ。すでに6組の先客がいた。座席にひとつだけ席があいていたので、待たずに座れた。

チャーシューめん

チャーシューめん|佐野らーめんいたる

ボクはチャーシューめん。チャーシューのぷるんとした食感がたまらない。肉はやわらかく、脂身は甘い。麺よし、スープよし、チャーシューよし。チャーシュー好きのボクには理想的なチャーシューめんだ。

塩らーめん

塩らーめん|佐野らーめんいたる

同僚は塩らーめん。前回はらーめん(しょうゆ味)だったので、今回は塩らーめんにしたとのこと。ひとくちスープを飲ませてもらった。まろやかで濃厚な塩の旨みが口の中に広がった。コクもある。これはいける。
 
今度は塩チャーシューめんを食べてみたい。

後記

佐野らーめんいたるの餃子

餃子は前回以上に肉汁のジューシーさが際立っていたような気がした。皮のもちもち感もいい。なんともうまい餃子だ。
 
チャーシューめんに塩らーめん。そして餃子。二回目のいたる訪問も大満足。三回目の訪問もそう遠くないような気がする。

営業情報

佐野らーめんいたる|佐野市北茂呂町

佐野らーめんいたるの住所は、栃木県佐野市北茂呂町1-5。郵便番号は 327-0827 。場所は、栃木県道270号佐野環状線の「植下町東」バス停の東60メートル先の交差点を南へ折れてすぐ( 地図
 
営業時間は、月曜日から木曜日は10時から14時半/17時半から19時半。土曜日は10時から15時/17時半から19時半。日曜日は10時から19時まで通し営業。売り切りしだい終了。定休日は金曜日。駐車場は20台。

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佐野らーめんいたるで食べたあと、珈琲音(かひあん)という喫茶店に行った。