2023年2月2日。越谷市下間久里の古民家カフェ・珈家(かや)で開かれた女性陶芸作家さんの作品販売会をランチを兼ねて見に行ってきた。マスターがハンドドリップで淹れる自家焙煎コーヒーと、奥さまが作るチキンカレーもおいしかった。
珈家に到着
珈家(かや)には開店時間ちょうどの午前11時に着いた。駐車場も広いので余裕で駐められる。コーヒー豆を背景に「KAYA」のロゴ、自家焙煎珈琲 珈家(かや)と書かれたバカでかい漆黒(しっこく)の看板は遠くからでも目を引く。
生け花がお出迎え
店内に入ると、生け花が出迎えてくれた。珈家では、奥さまがアレンジした四季折々の花が、さりげなく生けられているので、心がなごむ。
陶芸作品販売コーナー
陶芸作品が展示販売されているのは二箇所。右手のガラスコレクションケースと、左手の足踏みミシンの上。農家の納屋を改装した店内の雰囲気にピッタリの陶芸作品が展示されている。
ガラスコレクションケース内
ガラスコレクションケースは四段になっていて、器や皿のほか植木鉢などが展示されていた。ボクは陶芸のことは分からないが、食器はどれも使い勝手がよさそうで、食卓のコーディネートに使うと、ちょっとおしゃれな食事が楽しめそうだ。
最上段
最上段には大ぶりの器が二点。こういう器は「ひらなり」とか「ひらがた」っていうのかな。漢字で書くと「平形」
二段目
二段目には葉っぱの形をした平皿や茶碗が並んでいる。「ラーメン お茶漬け salad bowlなどなどに」と、使い方の例も添えられている。空豆(そらまめ)の形をした箸置きはなかなかかわいい。
金魚柄の小皿
葉っぱの形をした平皿と茶碗が早々に売れてしまったので、金魚柄の小皿が新たに並べられた。
三段目
三段目は大きな皿が二枚。「シンプルで無骨(ぶこつ)ですが……。長くお付き合いしていただきたい一枚」と書かれている。無骨なんてことはありませんよ。使えば使うほど味が出てきそうな作品だ。
最下段
最下段も器かと思いきや「多肉・サボテン用にいかかでしょうか 植木鉢」ですと、添え書きがあった。のぞきこんだら底に穴があいてた。たしかに植木鉢だ。ちなみに最前列の右側にある小さな緑色のサボテンは本物かと思いきや陶芸作品だった。
足踏みミシンの上
続いて、足踏みミシンの上に展示されている陶芸作品を見学。ヒョウタンやタマネギ、レモンの形をしたかわいい小鉢やウナギのような細長いお皿など、個性的な作品が並んでいる。
ステーキ皿
厚皿には「カットしたステーキにクレソンを添えて……」と書かれた添え書きが。このお皿でカットステーキをいただいたらおいしそうだ。
このステーキ皿、ランチを食べ終わったら買おうかな、と思っていたら、ボクがランチを食べているときに、ほかのお客さんに買われた(残念)
高杯
高杯(たかつき)には「スコーンをのせてみたい」との添え書きが。半紙を敷いて和菓子を載せてもおしゃれな感じがしそうだ。
豆皿・小鉢
四角い木のお盆の上に豆皿と小鉢が載っている。「くみ合わせて楽しく!」との添え書きが。赤い金魚が描かれた箸置きもかわいい。四角い木のお盆も陶芸作家さんが作ったそうだ。
陶器の雛人形
非売品ではあるが、陶器の雛人形がすみっこに置かれていた。今回の陶芸作品販売会は、2月初旬から3月末までなので、ひな祭りの時期にふさわしい展示品だ。
おなかがすいた
三角おにぎりをかたどった小皿を見ていたらおなかがすいてきた。時計を見ると11時20分。陶芸作品の見学はこれくらいにして、コーヒーとランチをいただきますか。