2022年9月12日。所用で杉戸へ。途次、蕎麦屋を探して、手打ちそば・うどん「ふるさと」で昼食をとった。数あるメニューの中から選んだのは、とろろそばとごま汁うどん。どちらもなかなか旨かった。
手打ちそば・うどん ふるさと
「ふるさと」に着いたのが、午前11時半。中に入ると、4組の先客がいた。お昼どきは並ぶこともあるという地元では人気のそば屋と聞く。店内の中央には大きな水車が置かれている。「和」の雰囲気だ。
メニュー
テーブル席に案内され、お品書きを開く。
そばとうどんは、たぬきやきつね、天ぷらそばなど定番のほか、にしんそばや馬肉南(ばにくなん)そばとか茸うどんなどもある。ご飯物は天丼と、野菜天もり定食、とろろそば定食、鍋焼きうどん定食……。メニューも豊富だ。穴子の天ぷらというのもそそられる。
とろろそばとごま汁うどんを注文
ボクはとろろそば、同僚は冷やしごま汁うどんにした。
カリカリ梅
テーブルの上は、蓋付きの小さな丸壺が置かれている。蓋を開けてみると、カリカリ梅が入っている。このカリカリ梅はサービスとのこと。ちょっとうれしい。
お茶を飲みながらカリカリ梅をつまんでいると、とろろそばと、冷やしごま汁うどんが運ばれてきた。
とろろそば
そばはは平打ちで、ほどよい細さ。きれいに切りそろえられている。よ~く見ると、多少、太さが違うところもなくはないが、これは許容範囲。とろろもたくさん入っている。
とろろそばに付いてくる卵は、ウズラとニワトリのどちらかだが、ボクはウズラの卵のほうがうれしい。残念ながらふるさとは、ニワトリの卵だか、ま、これも許容範囲。
うまい蕎麦だ
そばをいただく。二八(※1)ながらコシがある。やややわらかめ。蕎麦の香りもほどよく、喉ごしがいい。うまい蕎麦だ。
※1 二八(にはち)とは、そば粉八割、つなぎ(小麦粉)を二割使ったそばのこと。二八そばともいう。(出典)JapanKnowledge(https://japanknowledge.com)「二八そば」デジタル大辞泉 (2023年7月20日閲覧).
冷やしごま汁うどん
うどんは、つやつやのきれいな麺だ。太さは、細くもなく、太くもない。どちらかといえば、やや細め。うまそうな色をしている。ごま汁の香りがいい。
風味がいい
うどんをいただく。コシがある。うどん粉の風味も感じる。うどんの風味とごま汁の香りが、いいあんばい。そばと同様、うどんもおいしかった。
後記
蕎麦もうどんもていねいに打ってあって、職人の「まごころ」を感じた。 「ふるさとに帰った気持ちでのんびりとお蕎麦を召しあがっていただきたい」という店主の思いも伝わってきた。また、杉戸方面に行くことがあったら、寄ってみたいと思う。
ふるさと|営業情報
ふるさとの住所は、埼玉県北葛飾郡杉戸町清地3-16-6。読み方は「さいたまけん きたかつしかぐん すぎとまち せいじ」。郵便番号は 345-0025 。場所は、杉戸警察署の西200メートル。旧日光街道(埼玉県道373号堤根杉戸線)沿いにある( 地図 )
営業時間は、昼の部が11時~15時。夜の部が17時~20時。昼・夜ともにそばがなくなりしだい終了。定休日は水曜日。電話番号は 0480-32-1183 。駐車場は15台。月ごとの定休日と営業時間は「ふるさと」のホームページで要確認。