2023年7月6日。杉戸の東京駅食堂に同僚と昼食を食べに行ってきた。数あるメニューの中から選んだのは、焼肉チャーハン・肉汁うどん・イカ天丼セット。三品とも昭和を思わせる昔ながらの懐かしい味だった。
東京駅食堂
午前11時15分。東京駅食堂に到着。開店時間は11時。店の前の駐車場に車を駐めて、店内へ。先客はいない。一番乗りだ。
創業は昭和40年(1965)。今年(2023年)で58年目を迎える。店構えも昭和。店内も昭和。昭和31年生まれのボクには、昔ながらの懐かしい食堂の雰囲気だ。
屋号・東京駅の由来
席に座り、麦茶を持ってきてくれた女性の店員さんに、どうして東京駅という屋号にしたのか、聞いたところ、東京駅という屋号は、「初代店主が元駅員ということで、『東京駅』のようにお客さんがたくさん訪れるように」という願いを込めてつけたそうだ。
メニュー
さて、何をいただきますか。メニューを眺める。◇ご飯の部◇セット・定食の部◇中華の部◇生そばの部◇夏限定メニュー◇冬限定メニュー◇一品料理の部……。合わせて60種類。
迷うな~。迷ったあげく、ボクは焼肉チャーハンと肉汁うどん。同僚はイカ天丼セットにした。
カツカレーに未練
焼肉チャーハンじゃなくて、カツカレーにすればよかったかなぁ……。
待つこと15分
料理が運ばれてきた。
焼肉チャーハン
まずは焼肉チャーハン。スープと小鉢も付いてきた。小鉢は切干し大根。それにしてもチャーハンの量が多い。肉汁うどんも大盛りで頼んじゃったけど、食べきれるかな。
昭和の食堂の味
焼肉チャーハンだけあって、焼肉がけっこうたくさん入っている。そのほか、キャベツ・ピーマン・ニンジン……。それと紅ショウガ。チャーハンの味は濃いめ。昭和の食堂を思い出す懐かしい味だ。
肉汁うどん
続いては肉汁うどんの大盛り。こりゃまた量が多い。ざるからうどんがはみ出しそうだ。うどんの端っこにワカメが添えてある。薬味は刻みネギと天かす。つけ汁には豚肉がたっぷり入っている。
うどんは田舎風
うどんは田舎風。太めのきしめんといった感じ。麺はやわらかめ。つるっとした喉ごしがいい。田舎のおばあちゃんが打ってくれたような郷愁を誘う味だ。
イカ天丼セット
同僚が頼んだイカ天丼セット。天丼はイカ天がふたつに紅ショウガのかき揚げ。小鉢に切干し大根。小皿には紅白の酢漬け大根。それと半かけうどんが付いている。かなりお得感がある。
イカ天丼
イカ天丼にのっているイカ天はかなり大きい。紅ショウガのかきあげもうまそうだ。ご飯は適量。つゆもほどよくしみわたっている。イカ天丼は東京駅食堂でも人気のメニューだそうだが、うなずける。
半かけうどん
半かけうどんはお椀にちょこっと入っている。このくらいが適量だな。
後記
食った、食った、というより、食い過ぎた(笑)。余裕で食べられると思ったが甘かった。焼肉チャーハンと肉汁うどんの大盛りは無謀すぎた。次回はもう少し控えめに注文しよう。
ちなみにイカ天丼セットを食べた同僚は余裕をもっておいしくいただけたそうだ。
続・後記
食べ終わって、精算をするときに、レジ横の壁に飾ってあった色紙に目がとまった。タンク☆ポップの色紙だ。タンク☆ポップは、越谷を中心に活動をしている音楽ユニット。
kakkun(ギター&ボーカル)と、wakko さん(ボーカル&パーカッション)の二人も東京駅食堂に来たと知って、越谷市民としてはちょっとうれしかった。
営業情報
東京駅食堂の住所は、埼玉県北葛飾郡杉戸町杉戸1-2-21。郵便番号は 345-0036 。場所は、東武伊勢崎線・東武動物公園駅の北400メートル。旧日光街道沿いの宝性院前のT字路を折れた40メートル先にある( 地図 )
営業時間は、平日が11時から16時。土曜日は11時から14時。定休日は日曜日と祝祭日。電話番号は 0480-32-0741 。車は店の前に4台ほど駐められる。