2024年2月28日。茨城県つくば市西大沼にある手打ち京うどん・やまびこ弁天に行ってきた。いだいたのは肉ざるうどんと肉カレーうどん。店員さんたちも元気があって、いい店だった。
手打ちうどん やまびこ弁天
やまびこ弁天へは、相棒と二人で車で行った。
カーナビではあと300メートル。周囲は、林と田んぼに囲まれた田園風景が広がるばかりで、店らしい建物が見あたらない。
脇道に入って、田んぼの中の細い道を進むと、見えてきました、それらしい建物が。
到着
10時50分。到着。開店時間は11時半だからあと40分もある。ちょっと早すぎたかな、と思いきや、林の前にある駐車場には、すでに車が 4台も停まっていた。
「開店時間30分前には順番待ちになる」という話は聞いていたが、それは日曜日や祭日のことで、今日は平日だから大丈夫だろうと思っていたが、さすが人気店。
順番をとる
店に入って、順番をとる。5番目だった。
メニューを決める
待っている間に注文する料理を決めておいていただけると助かります、と、お店の人に言われたので、外の東屋のテーブルに置かれていた「おしながき」を眺めて、メニューを決めた。
ボクは肉ざるうどん。相棒は肉カレーうどん。
のれんをくぐる
11時半になった。店員さんの案内で、のれんをくぐる。うちらは5番目なので、外で並ばずにすんだ。
席に着いて注文
テーブル席の二人席に案内された。
店内は明るくきれいだ。席は、カウンター席、テーブル席の全35席。屋外にも席があり、屋外席はペット同伴可。
店員さんに注文を伝えた。
カウンター越しの麺台からは、注文を受けた若い男性スタッフが、トントントンと、小気味よく麺を切る音が聞こえてくる。うまそうだ。期待が高まる。
待つこと 9分
肉ざるうどんとカレーうどんが運ばれてきた。
肉ざるうどん
まずは肉ざるうどん。丸い陶器の皿に竹すだれが敷かれ、その上に真っ白いうどんが山盛りに盛られている。頂上には黒い刻み海苔。
同じく丸い器の中には、牛肉がたっぷり入っている。薬味は、うずらの卵に、刻みネギ、それと鼻にツンときそうな本ワサビ。つゆいれの中には、つゆがたっぷり入っている。
申し分のない布陣だ。
うどん
まずはうどんをひとくち。つるつるでモチモチ。しなやかてコシもある。うまい!
この、しなやかてコシのあるうどんが、やまびこ弁天の特徴。削り昆布の風味を効かせた透きとおった関西出汁との相性もこれまたいいあんばい。
久しぶりに、うまい! と言えるうどんに出あった。
うどんだけでも一気にいけちゃいそうだったが、牛肉も食べないと……。
牛肉
牛肉は、出汁(だし)で煮込んでいる。やわらかくて、これまたうまい。ざるのつけ汁といっしょに食べるのだが、白いご飯に載せて、牛丼にして食べてもうまそうだ。
肉カレーうどん
続いては肉カレーうどん。トッピングで甘あげを追加。こちらは相棒が注文した。
斜めに薄く切ったネギが散りばめられている。このネギは、京都特産の九条(くじょう)ネギ。九条ネギは、火を通すと甘みが増して、とろけるような食感になるとのこと。
京うどんの特徴
この九条ネギを使っているのが、京うどんの特徴です、と、店員さんが教えてくれた。
個人的に、ネギが入ったカレーうどんは、正直、好きではないのだが、九条ネギを使った、やまびこ弁天のカレーうどんはうまかった。
カレー汁が秀逸
出汁の効いたカレー汁は秀逸。モチモチで、しなやかなコシのあるうどんとの相性もいい。牛肉のうまみもあいまって、食べごたえもじゅうぶん。
トッピングの甘あげと、カレー汁との相性も抜群。七味をたっぷりかけていただくと、うまさ倍増。これはやみつきになる味だ。
残ったカレー汁にご飯に入れて、カレー丼にしてもうまそうだ。
感想
肉ざるうどんも肉カレーうどんも秀逸だった。店員さんの応対もよく、店内も明るく活気があって、いい時間を過ごせた。
再訪決定。
余談ながら
11時半開店と同時に、5番目で店内に入り、12時前には満席になった。食事を終え、会計をすませて店を出たのが正午ちょうど。外で、7組ほど順番を待っていた。
営業情報
手打ちうどん・山びこ弁天の住所は、茨城県つくば市西大沼128-4。郵便番号は 305-0054 。車だと、常磐自動車道・谷田部インターチェンジから約10分( 地図 )
営業時間は、昼の部が 11時半から14時半。夜の部が 17時から20時。定休日は月曜日・火曜日と月に一回(不定休)。駐車場は第1・第2合わせて36台。メニューや値段および電話番号などの詳細はホームページで要確認。