書籍『悪い気は植物が吸ってくれる』(飛鳥新社)を買って、本に書かれている部屋に榊を置いた浄化法を試してみた。きっかけは90歳になる母が部屋で転倒。腰を打って寝込んでしまったので……。
整形外科はあてにならない
そもそも母は高齢による膝の痛みから腰が曲がってしまい杖をついていたのだが、動けなくなった母をなんとか車に乗せ、整形外科に行ってレントゲンを撮ったが、骨には異常はなし。
骨折もしてないし、ヒビも入っていなかった。「別になんともありませんね。とりあえず痛み止めとシップ薬を処方しておきます。また何かありましたら来てください」と、なんともつれない医者の返事。
また何かありましたら来てください、って、転倒して動けなくなったから、なんとかしてもらいたくて来たのに……。ま、病院なんてこんなもんだ。
母は90歳だが、いまのところ認知症の徴候はないし、歯も丈夫だし、食欲もあるし、本人も家族も介護施設には入らずに最期は自宅で迎えたい、と思って生活してきた。
家族に迷惑をかけたくないからと、母は身の回りのことはできるかぎり自分でやってきた。なので、介護認定は「要支援1」しかもらえてない。
しかし、このまま寝込んでしまっては、この先、母も家族もたいへんだ。
どうしたもんか……。
榊を部屋に置きなさい?
その日の夜、Amazon で、自分が買いたい本を探していたところ『悪い気は植物が吸ってくれる』という本が目に止まった。帯に「神様も味方してくれる日本古来 最強の開運法」「協力者が現れるようになる」「榊を部屋に置きなさい」と、ある。
なんとなくすがる思いで買った。
本は翌日届いた。
悪い気は植物が吸ってくれる
『悪い気は植物が吸ってくれる』(飛鳥新社)をざっくり要約すると、「榊は人間よりも高い気が出ているので、生活に取り入れると良い影響を受けることができる。一例として『痛みが緩和される』など身体の変化が起こり、『協力者が現れるようになる』」ということが書かれていた。
ほかにもいろいろなことが書かれているが、とりあえず、今の自分にとって役立ちそうな箇所だけさくっと斜め読みした。
困ったときの神頼みならぬ、困ったときの「榊頼み」。少なくとも母を診てもらった整形外科医よりは頼りになりそうだ。
善は急げ
善は急げ。さっそく近くの花屋に行って榊を買ってきた。
買ってきたのは鹿児島産の榊。本にも「(輸入品よりも)国産榊のほうが『浄化の容量が大きい』という点からも国産榊を選ぶのがベスト」と書かれていた。
たまたま買いに行った花屋にあったのが国産(鹿児島産)榊。これは吉兆の印かも。
母の部屋に榊を置いた
榊を迎えるために、まずは母の部屋を掃除。榊を母の部屋に置いた。なんだか部屋の空気が一変したような気がする。
三日後、訪問整体師に出会う
そして三日後、あるお店で、偶然、患者の家に訪問して施術をしているという整体師さんに出会った。しかもその整体師さんは、ボクの家から徒歩5分のところに住んでいるというではないか。
母の状況を話したところ、まずは診てみましょう、ということになって、翌日の午前中に来てくれた。
自宅で施術
母の体を入念に施術してくれた整体師さんによると、「老化で腰から下の筋肉と筋膜、それに腱が萎縮してしまって、固まっています」とのこと。
そして、「お母さまの年齢を考えると腰が曲がった状態はやむをえませんが、今までどおり、杖をついて歩けるようになりますよ」と言ってくれた。
ホントですか?
ということで、とりあえず、週に2回、ウチに来て、母の体を診てくれることになった。
なんという話の展開。
榊のおかげ
協力者が現れた。これはまちがいなく「榊」のおかげだ。そう思うほかない。
経過報告
腰を打って寝込んでしまった母が整体師さんの施術によってどう変わっていくか。経過については、この記事で随時、報告していくことにする。
1か月後|自分で立てた
週2回の訪問整体を始めて1か月。寝たきり状態だった母が、立てるようになった(上の写真)。しかも自分で気をつけの姿勢がとれるようなった。
2か月後|買い物に行けた
2か月目。母を車に乗せて地元のスーパーへ買い物に連れていった。店内で、備え付けのカートを押しながらスムーズに歩く母(上の写真)。まさかここまで回復するとは思わなかった。
書籍紹介
書籍「悪い気は植物が吸ってくれる」
- 価格:
- 1,540円(税込)
植物は、人間の言葉や感情がかわるだけでなく、「運気」にも影響を及ぼしているのです。気鋭の植物セラピスト・時雨(しぐれ)が教える、知られざる植物浄化の世界とは……。
榊を部屋に置きなさい。そうすれば、榊が、あなたを開運に導いてくれます。
榊の見えない力が実感できる一冊。