4回目訪問|2023年8月10日
2023年8月10日。3回目訪問から一週間後、またまた同僚と増田商店へ。この夏、4回目の訪問だ。いいトシこいたじいさんが、という声が聞こえてきそうだが、そんな声なんか気にしてられっか!
みぞれあずき
今回、ボクがいただいたのは「みぞれあずき」。前回、「みぞれ」を食べたら、すっきりした自然の甘さが、じつにおいしかったので、今回は、「みぞれ」にあずきが載っている「みぞれあずき」をいただいた。お値段は380円。
みぞれあずきは、みぞれ同様、見た目は地味なので、インスタ映えしないのは、致し方ない。SNS だの YouTube などがなかった時代、昭和世代の大人には、懐かしのかき氷なので、みぞれあずきは、これでいいのだ。
いつまでも変わらずに、このままの姿と味でいてほしい。
いちごみるく
同僚は「いちご」に練乳をトッピングした「いちごみるく」。氷いちごは、氷メロン、氷レモンと並んで、昭和の時代から「かき氷界の三羽烏」として、幅広い世代から支持されてきた。
だが、氷いちごに練乳をトッピングすると、事態は一変する。練乳(みるく)をかけた氷いちごの容姿はじつに美しく、艶やかになる。「かき氷界の三羽烏」だった存在が、「かき氷界の楊貴妃」に姿を変え、唯一無二の存在となってしまう。
練乳をまとった氷いちごみるくの姿はそれほど美しい。
見た目じゃないよ
ボクの「みぞれあずき」と、同僚の「いちごみるく」を並べてみると、美しさは一目瞭然。地味すぎる「みぞれあずき」に、見た目じゃないよ、大事なのは中身だよ、と、声をかけてあげずにはいられない……。
ところてん
はじめて増田商店でかき氷を食べたときから気になっていたのだが、レジ横で、ところてんが売られている。1個110円。食べてみたくなったので、同僚と 4個ずつ買った。
きなこと黒みつをかけて食べてもおいしいですよ、と、ご主人が教えてくれたので、黒みつときなこも購入。楽しみだ。
増田商店では、昔、くず餅の製造を中止する夏の時期には、ところてんを作っていたそうだ。食べてみたかったな。
忠いんどん
余談だが、増田商店は、現在のご主人で14代続く老舗で、かつては「忠いんどん」(ちゅういんどん)という屋号で商売を営んでいたそうだ。忠いんどんの由来は分からないとのこと。ちなみに増田商店の隣の家の屋号は「おすもうどん」だったと、ご主人が教えてくれた。
今回で、4回目の増田商店訪問となったが、この夏、5回目の訪問はあるのか? 乞うご期待(って、誰も期待してないか)
5回目訪問|2023年8月17日
2023年8月17日。今日は朝から暑い。正午には気温は33度を超えた。増田商店のかき氷が呼んでいる~、ということで、仕事をほったらかして、同僚と増田商店へ。
この夏、5回目の訪問だ。
ブルーハワイとみぞれを注文
今回は、ボクはブルーハワイ。同僚は、みぞれにトッピングであずきをダブルで。紺地に真っ赤な鯛が描かれたのれんの向こうから、氷をかくシャリシャリシャリという音が聞こえてくる。
このシャリシャリを聞くのもかき氷の楽しみだ。
ブルーハワイ
最初にブルーハワイが運ばれてきた。
ボクはブルーハワイを食べるのは人生初。かき氷といえばメロンの緑とレモンの黄色で育ってきた昭和31年生まれのボクには、どうもなんだか、ブルーハワイの水色というのは、とっつきにくかった。
でもまあ一度は食べてみっか、という気になったので、意を決して食べてみたが、フツーにおいしかった。が、もう一度食べるか、と言われると、ブルーハワイを食べるのは、最初で最後かな、という気もする。
みぞれ
こちら(上の写真)は、同僚が頼んだみぞれと、トッピングのあずき。あずきはダブル。同僚は、この夏、増田商店のみぞれにはまってしまい、あと、四、五回、増田商店のみぞれを食べて、かき氷の夏を終えたい、と言っている。
今日も大満足
増田商店のかき氷、今日も大満足。かき氷を食べ終え、店の外に出たらあまりの暑さだったので、店に戻って、もういちどかき氷を食べようと思ったが、自重した。