2025年1月7日。越谷市瓦曽根のギャラリーKで「GALA展2025」を見てきた。陶芸や絵画など作品はどれも個性的。なかでも陶芸作品が素敵だった。
GALA展2025
今回、見にいったギャラリーK(越谷市瓦曽根3-7-7-3F)の展示販売会は「GALA展~小さな作品matsuri」(2025年1月6日~18日)。陶芸・絵画をはじめ写真や小物など、27人の作家さんたちの作品が、飾られていた。
作家さんごとの展示スペースは、それほど広くはないが、個性豊かな作品ばかりで、ちょっとした小宇宙。
展示作品
目をひいた作家さんたちの作品をさくっと紹介していく。
※撮影にあたっては、ギャラリーKのオーナーの許可を得た。
陶芸
会場で目をひいたのが陶芸作品。
大皿・宝瓶・スープマグカップ・黒泥(こくでい)ビアカップ・耳付きカップ・黄瀬戸(きぜと)ほたて小皿・ぐい呑み……。
白いテーブルの上に15種類の器が展示されていた。
大皿
ひときわ目立っていたのが、白い蜘蛛の巣が描かれた鉛色の丸い大皿。いっちん蜘蛛の巣の大皿というそうだ。
ぐい呑み
個人的にビビッときたのが、上の写真の青白磁(せいはくじ) のぐい呑み。艶のある色合いが素敵。ボクはお酒は飲まないが、お茶やコーヒーを飲んでもよさそうだ。
このぐい呑みはおそらく気に入ってくれる人が買うと思われるが、もし最終日まで残っていたら、買おうかな。
あたたかみのある作品
宝瓶(ほうひん)・黒御影(くろみかげ)の小鉢・ほたて金継ぎ小皿・絵付き料理鉢…。どの器も使い勝手がよさそうで、作家さんのあたたかみのある人柄が、作風から伝わってくる。
絵画|夜
出展作品のなかでいちばん多かったのが絵画。そのなかで個人的に気に入った作品が「夜」(night)ど題された油絵(上の写真)。なんとも幻想的な雰囲気だ。
絵画|夜明け
「夜明け」と題したこの絵(上の写真)も異彩を放っていた。どこがどうなって夜明けになっているのか、絵心のないボクにはまったくわからないが、琴線に触れたのには、何か理由があるのかもしれない。
小物
ペンダント、ピアス、キーホルダー、置物など、小物も二人の作家さんが出品していた。色彩が豊かでデザインもかわいい。
その他
じっくり見る時間はなかったが、いい空間だった。ひとりの作家さんの個展もいいが、こうして、たくさんの作家さんの作品を一度に鑑賞するのも楽しい。
後記
今回おじゃましたギャラリーKは、地元・越谷の南越谷エリアにあるので、普段着で行けるのも魅力。これが銀座のギャラリーとなると、そうはいかない。
ギャラリーKでは、ジャンルを問わず、一年を通じて個展やグループ展を開催しているので、おもしろそうな展示会があったらまたおじゃましたい。
ギャラリーK|店舗情報
ギャラリーKの住所は、越谷市瓦曽根3-7-7-3F( 地図 )
行き方は、JR武蔵野線・南越谷駅または東武伊勢崎線・新越谷駅の北口ロータリーから東武伊勢崎線の高架下を越谷駅方面に直進。獨協医大病院先の信号を右折。40メートル先の渡り廊下の手前を左折。150メートル直進左手、小柳ビル3階。1階の越谷呼吸器クリニックが目印。