2025年12月25日。道すがら茨城県八千代町で道すがら見つけたとんかつ「とん平」。ロースカツ定食(B)が絶品だった。
とんかつ とん平

午前11時10分。とん平着。どこか懐かしい昭和の雰囲気がただよう店構えだ。のれんをくぐる。
着席

店内に客はひとりもいない。一番乗りだ。相棒とともに奥のテーブル席に座った。定食の種類は豊富だが、屋号が「とんかつ とん平」なので、ここはとんかつ一択。
ロースカツ定食B
ボクはロースカツ定食にした。
ロースカツ定食はAとBの二種類ある。Bのほうが、とんかつが大きいとのことなので、迷わずBにした。相棒も同じくロースカツ定食Bを注文。期待が高まる。
待つこと12分。
ロースカツ定食Bが運ばれてきた。
圧巻のボリューム

運ばれてきた定食を見て、思わず「お~」と、うなりそうになった。とんかつがほんとうに大きい。とんかつ好きにとって、カツの大きさは重要な要素だ。Bセットにして正解だった。
充実のセット内容

定食には、メインのとんかつのほかに以下のものが付いてくる。
- ふっくら炊き立てのご飯
- 出汁の効いた味噌汁
- 冷奴(鰹節と生姜がうれしい)
- お新香
これだけそろって 1,540円(税込)は、コスパ抜群と言わざるを得ない。
まずはソース

まずは、ロースカツ全体に特製ソースをたっぷりかける。相棒はソースではなく塩をかけるという。とんかつ、しかもロースに塩とはいかがなものか。ボクは断じてソースだ。山盛りのキャベツにもソースをまんべんなくかけた。
断面の美学

続いて、特製ソースをたっぷりかけたロースカツ中央のひと切れを箸でつまみあげる。ここが重要だ。いきなり口に放り込んではいけない。まずは「断面」を鑑賞する。
中心部はほんのり桜色。そして、はしっこに潜んでいる「脂身」。これだ。この脂身こそがロースカツの本体であり、旨みそのものである。
圧巻の厚みとジューシーさ

断面を鑑賞したら、いよいよ、ロースカツをいただく。
衣はサクサク、中の肉はしっとりとしていて、噛むたびに脂の甘みがジュワリと溶け出す。うまい。ソースの酸味と衣の香ばしさ、そして豚の旨味が三位一体となって口の中に広がる。すかさず白飯をかき込む。
皿の端に添えられたカラシも重要だ。鼻にツンと抜ける刺激がアクセントになって、ソースの甘みを引き立てる。
山盛りのキャベツもいい。カツをひと切れ食べたあと、次のカツにいく前に、キャベツをシャキシャキとやる。この冷たさと清涼感が、口の中の脂を一度リセットしてくれる。
ペロリと完食

冷奴とお新香もほどよい箸休めになって、大きなとんかつも途中飽きることなくペロリとたいらげることができた。
大満足。ロースカツ定食Bを心ゆくまで堪能した。
店内ほぼ満席
ボクらが食べている最中、次々とお客さんがやってきた。11時40分、店内はほぼ満席になった。店員さんとなじみの常連客が多い。11時45分、年配の男性が弁当を15個取りにきた。弁当の持ち帰りもやっているようだ。
後記

壁にズラリと貼られたメニュー札を見ると、気になる料理がたくさんあった。エビフライ・から揚げ・しょうが焼き・カツカレー・アジフライ・かきフライ・刺身・コロッケ……。
次回はカツカレーをいただきたい。
営業情報

とん平の住所は、茨城県結城郡八千代町佐野303-4。場所は、結城坂東線とグリーンラインが交差する信号のすぐ北。結城坂東線沿いにある( 地図 )
営業時間は 11時から14時/17時から20時。定休日は火曜日。電話番号は 0296-49-3535。車は店の前に10台ほど駐められる。





