2022年1月18日・火曜日。快晴。風が冷たい。越谷市宮本町二丁目の町中華・高柳亭(こうりゅうてい)へ。開店時間の11時ちょうどに店に入る。今日は裏メニューのイカメンライスをいただいた。
イカメンライスとは、ボクが大学生のとき(もう45年以上も前になるが)、大学の近くの精進軒という定食屋でよく食べたメニューだ。イカフライとメンチカツにライス、それにお新香が少々。たしか300円とか、350円とか、そんな値段だったと記憶している。
ボクはこのイカメンライスが大好きだった。今も無性に食べたくなることがある。昨年、高柳亭のご主人にお願いしてイカメンライスを作ってもらったところ、メチャクチャ旨かった。以来、裏メニューとして、たま~に注文してこっそり食べている。
高柳亭のイカメンライスはボクが大学生のときに食べた定食屋のものと比べるとかなり豪華。高柳亭のはイカメンライスではなくイカメン会席と呼ぶべきかも。
イカメンライスを食べているときに、テレビでは歌会始の儀が放映されていた。ちょうど天皇陛下のお歌が詠まれるところだった。列席者全員が起立している。これはテーブル席で座ったままイカフライを食べている場合ではない。ボクも起立してイカフライを食べないといけないのではないか。
そう思って、起立しようと思ったところにお客さんが入ってきた。「テーブル席でイカフライを立ち食いしている変なヤツがいる」と思われるのもマズいので、席に座ったまま食事を続けた。
令和4年 歌会始 お題は「窓」
天皇陛下のお歌は
世界との
往き来難(がた)かる
世はつづき
窓開く日を
偏(ひとへ)に願う
であった。
せっかくのイカメンライスだったが、天皇陛下のお歌を聞きながらかしこまっていただいたので、今日は食べた気がしなかった(笑)